渋谷ストリームに足湯が登場!? 東伊豆町のお風呂で「オフロう。」
「都会でオフロう。」をテーマにした「渋谷温泉 supported by 東伊豆町」が2024年10月5日(土)に東京都渋谷区の渋谷ストリーム前の稲荷橋広場で開催される。静岡県東伊豆町の源泉を使った足湯を体験できる「足湯温泉パーク」のほか、温泉をテーマにしたトークイベントや、東伊豆町の人気旅館の宿泊券といった豪華景品が用意されている温泉○×クイズ大会、伊豆グルメのキッチンカーなど、東伊豆町や温泉の魅力を体験しながらオフな時間を過ごせる企画が盛りだくさん。今回は、イベントを企画した株式会社micro developmentの担当者に、見どころや目的などについて話を聞いてみた。 【イメージ】東伊豆町の源泉を使った足湯が渋谷ストリーム前に登場! ――今回のイベントに関して、目的、狙いやターゲットなどについて教えてください。 今回のイベントの目的は東伊豆町の観光PRです。渋谷を訪れる都市居住者をはじめ、温泉が好きな幅広い層に向けて魅力を届けたいと思っています。時間がゆったりと流れる東伊豆町に興味を持ってもらえるよう、魅力のひとつである「温泉」をテーマにしたコンテンツを中心に、オフな時間を都市居住者に提供するフェアを開催します。 また、今回のイベントは産学官連携プロジェクトの一環で、行政・大学・企業が連携しています。それぞれの力を掛け合わせて、新しい観光PRの手法を創出し、その後の地域活性化へつなげていくことや、連携によって多くの関係者を巻き込み、東伊豆町の関係人口を増やすことも狙っています。 ――渋谷で温泉をテーマにしたイベントを開催するアイデアは、どのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点などありますか? 東伊豆町と渋谷区を横断して事業展開している弊社だからこそできる、新たな観光PRの手法を生み出せないかと検討したのが最初のアイデアでした。東伊豆町の魅力のひとつである温泉は、日本文化として国内だけでなく、海外でも多くの人々に好まれるコンテンツです。温泉コンテンツが少ない渋谷ですが、若者や海外からの観光客が多く集まる都市なので、PRの場としてはぴったりでした。最終的に、温泉を軸にした「コト消費」としての体験コンテンツを提供することによって、東伊豆町の観光PRとして「渋谷温泉」を開催することになりました。 苦労した点としては、東伊豆町の源泉を持ち込んだ「足湯温泉パーク」の実施です。東伊豆町の源泉を渋谷まで実際に持ってくるのは自力では困難でしたが、源泉を持ち運べるサービス「温泉WAKUWAKU」と協力することで無事クリアしました。 ――今回のイベントではさまざまな企画が開催されるそうですが、中でもイチオシや目玉などあれば教えてください。 イチオシはやはり東伊豆町の源泉を持ち込んだ一日限りの「足湯温泉パーク」になります。一部ブースでは、スマートグラスやAIスマホを用いた、東伊豆町の風景にデジタル没入できるXR足湯体験もご用意します。開催前から多くの反響をいただき、先行予約分はほぼ満席となっていますが、当日枠も多数用意していますので、ぜひお越しください!また、会場には温泉の研究をする杏林大学小堀研究室や日本温泉協会さんとのコラボブースもあります。 ほかにも渋谷ストリーム4階のカフェ「TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT」にて9月14日から「渋谷温泉」開催日の10月5日(土)までのポップアップを開催しています。東伊豆町のお土産コーナーや観光情報のPRコーナーに加え、カフェメニューコラボも提供しています。 ――去年も同様の温泉イベントを開催したそうですが、さらに進化した点などあれば教えてください。 源泉の種類が増え、3つの源泉(稲取温泉、熱川温泉、北川温泉)を使用している点が、去年度開催からの進化です。また、会場が広くなり、渋谷ストリーム前「稲荷橋広場」で実施することになり、大階段での東伊豆町名物「雛壇飾り」の展示は今年が初めての試みです。 ――最後に読者に一言お願いします! 渋谷に出現する一日限りの「足湯温泉パーク」。この機会に、大都会渋谷で、リラックスしたオフな時間を過ごしながら、東伊豆町の魅力を楽しんでいただきたいです! 渋谷ストリームで開催される今回の温泉イベントは、東伊豆町の魅力を感じながら、まったりオフな時間を過ごせるイベントになっている。少し肌寒くなってきたこの時期ぴったりのお風呂とともに、「都会でオフロう。」時間を楽しんでみてはいかがだろうか? 文=平岡大和