【山口県】海の中で突きや蹴り 室積空手クラブが寒稽古
しぶきを上げながら蹴りを繰り出す参加者
光市の室積空手クラブ(中本睦代表)の寒稽古(かんげいこ)が4日、室積海水浴場で開かれ、小学2年生から54歳の中本代表までの16人が参加し、海に入って突きや蹴りなどを繰り返した。 この寒稽古は今回で13回目。コロナ禍の間も一年の始まりの行事で「これだけは」と続けてきた。 この日の気温は7度、海水は10度。寒い日だが日差しがあって子どもたちは元気いっぱい。砂浜で体操やランニングで体を温めたあと、上着を脱いで空手着になり、中本代表を先頭に突きの型を繰り返しながら海に入った。腰近くまで海水に浸かりながら、突きや蹴りを披露した。 稽古を終えた室積小6年の山下仁瑚さん(12)は「寒かったけど忍耐力を鍛えられた。今年は勉強と、人との信頼関係が築けるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。