苦境のシティがまた敗戦、アーセナルは大勝
【AFP=時事】24ー25イングランド・プレミアリーグは21日、第17節の試合が行われ、危機に直面しているマンチェスター・シティは1-2でアストン・ビラに敗れ、ここ12試合で9回目の敗北という考えられない結果に終わった。一方、アーセナルはクリスタルパレスを5-1で粉砕し、優勝争いへ再スタートを切った。 【写真】アーセナル戦に臨むパレスの鎌田大地 指導者キャリアで最悪の時期を過ごしているシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、前週のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーで痛恨の敗戦を喫した後、メンバーを何人か変更したが奏功せず、負傷者を多く出している中で敗れた。 試合は16分、ジョン・デュランの今季リーグ7ゴール目でビラが先制すると、モーガン・ロジャースが65分に追加点を挙げた。シティもフィル・フォーデンが後半アディショナルタイムに今季リーグ初ゴールを決めたが、勢いを失っているチームには遅すぎる上、追いつくには足りなかった。 シティは今シーズンのプレミアリーグで6敗しており、すでに4連覇を達成した昨シーズン全体の2倍に達している。 それでもグアルディオラ監督は、公式戦ここ12試合でわずか1勝というショッキングな成績の中で、選手たちが状況を好転させると信じているとコメント。「ポジティブに考えなければならないし、選手たちを絶対的に信じている。とてつもない誇りと意欲を持っている選手もいる。一歩一歩、早かれ遅かれ立ち直る道を見つけなければならない」と話した。 アーセナルは、18日に行われたフットボールリーグカップのクリスタルパレス戦でハットトリックを達成したガブリエウ・ジェズスが、同じ相手に対して2ゴールを挙げ、カイ・ハヴァーツ、ガブリエウ・マルティネッリ、交代出場のデクラン・ライスも得点を決めた。 3位のアーセナルは、首位リバプールとの勝ち点差を3ポイントに縮めたが、22日にトッテナム・ホットスパーと対戦するリバプールは消化が2試合少ない。2位にはチェルシーが位置している。 ノッティンガム・フォレストはブレントフォードの守備を破って2-0で勝利し、4位をキープした。ニューカッスルはアレクサンデル・イサクがプレミアでは初のハットトリックを達成し、4-0でイプスウィッチ・タウンに大勝した。【翻訳編集】 AFPBB News