ナワリヌイ氏遺体との対面拒否 市民の引き渡し要求、5万件超
北極圏の刑務所で死亡したロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の広報担当者は19日、現地を訪れているナワリヌイ氏の母親と弁護士が遺体安置所を訪れたが、当局が中に入るのを許可しなかったとX(旧ツイッター)で明らかにした。死因は特定されておらず、調査延長を告げられたとしている。 広報担当者によると当局側は、調査に要する期間を明らかにせず、安置所に遺体があるかどうかの確認も拒否した。人権団体「OVDインフォ」は19日、遺体を親族側に引き渡すよう求める連邦捜査委員会宛ての市民のアピールが5万6千件を超えたと明らかにした。