G3と地元F1戦を連続Vの阿部将大がダービー初戦にウズウズ「スタート得意なので1番車で良かった」/日本選手権競輪
いわき平競輪「第78回日本選手権競輪(G1)」が30日、初日を開催。2日目(5月1日)一次予選8Rを走る阿部将大(27歳・大分=117期)に話を聞いた。 4月高知競輪開設74周年記念「よさこい賞争覇戦」を1、2、1、1着とオール連対で制した。2022年3月に当地で初のG3制覇を達成するなど、高知は超絶ドル箱バンクとして阿部の競輪人生において欠かせない場所となった。 「何なんでしょうね。走りやすさはあるんですけど、それだけで2回も(G3)を勝てるとは」と本人も目を丸くしている。 直後の地元、別府も強かった。決勝は犬伏湧也の先行に乗ると、3番手から痛烈にまくり去り、3連勝の完全優勝を遂げた。高知の勢いをそのままに地元で結果を出し、気分よく今開催に挑む。 2日目8Rは展開4分のコマ切れ戦で「1番車で良かった。スタートも得意な方なので」と初手の位置取りに有利とされる内枠を配置され、戦法的にも幅が広がった。 「自分は死に駆けとかムリ駆けはしないし、その辺は(大師匠の)三好林太郎さんにも言われてきました。このステージでどれだけ戦えるか、楽しみです。ひとつでも上を走りたい」と早く走りたい様子でウズウズしていた。(netkeirin特派員)