手や足の指に凍傷 雪で視界不良…道に迷い行動不能になった京都と滋賀の男性2人を救助 一晩、雪洞を掘ってビバーク 中央アルプス千畳敷付近で遭難
7日、中央アルプス千畳敷付近で道に迷った登山者2人が8日、警察などに救助されました。 救助を要請していたのは、京都府向日市(34)と、滋賀県草津市(29)の男性会社員で、6日夕方、4人で千畳敷から入山しました。 7日、2人だけで宝剣岳の尾根から千畳敷への下降点にあたる乗越浄土に向かう途中、雪のため視界不良となり道に迷ったということです。 8日朝から救助に向かった警察と遭難防止対策協議会の救助隊員が昼前に2人と合流しました。 1人は自力で下山し、午後3時過ぎに麓のロープウェイの駅で救急隊に引き継ぎました。 2人は7日夜は雪洞を掘ってビバークしたということで、手や足の指に凍傷を負っていて、駒ケ根市内の病院に入院しました。