児玉碧衣ら強敵揃いのシリーズに“中0日”で追加参戦した尾崎睦 GP出場かけた賞金争いは「安心できない」/玉野競輪
玉野競輪「サテライト山陽カップ/CTC杯 (F1)」が8日に初日を迎えた。6Rガールズ予選1で白星発進を決めた尾崎睦(39歳・神奈川=108期)に話を聞いた。 平塚ナイターから中0日で追加参戦の尾崎。前検日には輪行バックで現地入りした。 強行日程に「競輪祭の優勝者が(グランプリ出場の権利を)1枠とるし、2、3着の賞金も高いですから。安心はできないし、そこを踏まえて追加を受けさせてもらいました」と話した。 「疲れは…気持ちでカバー!」と、自らを鼓舞して迎えた初日。 レースは赤板で後方から追い上げた高橋梨香が、刈込奈那の後位追って2番手の尾崎の横に並びかけて併走に。刈込のマイペースで併走はジャン、ホームと続き、最終バックで内の尾崎が踏み勝って直線抜け出して1着。 尾崎は「被されないようにしないとダメだった。展開が良かったのもあるけど、最後の伸びも悪くないと思う。ナイター終わりだったので朝はキツかったけど、指定練習に乗ってレースでは思ったより体は動いているのかな」とまずまずの感触。 すでに今年は優勝14回と昨年の6Vを大きく上回る。現在、通算99V。児玉碧衣を筆頭に強敵揃いの今開催だが、100Vを達成して次走の競輪祭女子王座戦へと弾みを付けたい。(アオケイ・八角記者)