娘の癇癪(かんしゃく)はずっと続くのか…不安を感じる母の心を軽くしたある人の言葉
現在6歳の娘と4歳の息子を育てながら、ユーモアあふれる子育て漫画をブログやインスタグラム(@yuihanada7)で発信している漫画家・イラストレーターのはなゆいさん。子育てに奮闘しながらも、思わず笑ってしまったことや子どもたちから学んだことなどを漫画にしています。 【漫画を読む】ひどい癇癪持ちの娘に悩むママが救われた…子育ての先輩からの言葉 今回は、癇癪(かんしゃく)をよく起こしていた当時2歳の娘のエピソード。当初は「まだ幼い子どもだから……」と思って接していたけれど、同年代の他の子を見ているうちに、我が子はひどい癇癪持ちだと気づいたはなゆいさん。手がつけられない日が続き、ずっとこのままだったらどうしよう……と不安になっていましたが、ある日、その不安を和らげる出来事がありました。
「あれ?これ普通じゃないかも?」
こんにちは。6歳娘と4歳息子を育児中のはなゆいです。今回お届けするのは、娘まる子が2歳の頃の話です。 当時のまる子は癇癪(かんしゃく)がひどい子でした。大変でしたが第一子なので「子どもはそんなもんだろう」と、さほど深刻にとらえていませんでした。 月齢が進み、外の世界に出ていくようになって「あれ? これ普通じゃないかも?」と気付くようになりました。 実際、娘の癇癪は周りと比べても相当すごかったと思います。本人の癇にさわることがあると、場所を選ばず火がついたように泣き出し、何をしても手がつけられなくなります。 例えば、フードコートに行った際のこと。夫と娘を席に残し私が買い出しに行くや、ものすごい泣き声が。フードコート中の人が、そちらを振り返るほどで、口々に「やばくない?」「何事?」「すご……」と言い、視線が集中。 私は、すぐに娘の泣き声だと分かりました。そして同時に「これが、世間一般の反応なんだ……」と、いたたまれない気持ちになりました。やがて、人が大勢いる場所に行くことが怖くなってしまいました。 そんな中、私の気持ちをスッと軽くしてくれたのが、当時娘が通っていた親子クラス(親子で一緒に時間を過ごす幼稚園の教室)の先生の言葉でした。