【独自】ファイターズドラフト指名選手を徹底解剖…1位・柴田獅子と新庄監督の“数奇な縁”
出身の大阪・興国高校、喜多隆志監督は自身もロッテからドラフト1位指名を受けた、元プロ野球選手です。 (大阪・興国高校 喜多隆志監督)「指導者側としては、きっかけを与えることが仕事で、そのきっかけをつかむかどうかは本人次第なので、僕の経験があったからこそ、そのような言葉になったのだと思う。それが良いきっかけになって良かったなと思います」
恩師の思いも背負って、北海道の地で活躍を誓います。 (ドラフト3位指名 浅利太門投手)「エスコンフィールドで(ファイターズの二軍と)試合をして、やっぱり良い球場だなと思って。プロ野球選手になってプレーしたいなとその時から感じていて、本拠地としてできるということを光栄に思います」
【ドラ6】どこ投げたい?に即答!
(ドラフト6位指名 山城航太郎投手)「北海道といえばウニ・イクラ・カニ。いっぱい食うぞ~!法政大学の山城航太郎です。チャームポイントはサラサラヘアです」 続いて、ドラフト6位の山城航太郎投手。 ストレートは最速154キロを誇り、リリーフの即戦力として期待されています。
(ファイターズ 新庄剛志監督)「どこで投げたいの?」 (ドラフト6位指名 山城航太郎投手)「クローザーです!」 (ファイターズ 新庄剛志監督)「お!楽しみですねー。これは期待しています」
新庄監督も目を細める山城投手ですが、実は高校時代までは投手ではなく、おもに野手としてプレーしていました。 (ドラフト6位指名 山城航太郎投手)「投手をやりたかったけど、そこはチーム事情というか…高校は1人すごい選手がいて、舜平大が…。舜平大も獲った新人王というのは獲りたい」
繰り返し名前を挙げたのは、オリックスの山下舜平大投手。 高卒ドラフト1位でオリックスに入団し、2023年は開幕投手を務めて新人王も獲得。 すでにエース級の山下投手が高校の同級生にいたため、投手としては活躍できなかったのです。
(ドラフト6位指名 山城航太郎投手)「内に秘めていたのは、やっぱり悔しいというのがあった。この先につなげていかないといけない。自分は大学に進んで、この気持ちは絶対に忘れてはいけないなというのはあった」 その悔しさをバネに、投手として大学で成長を遂げた山城投手。 指名の瞬間、思わず涙がこみ上げます。 (ドラフト6位指名 山城航太郎投手)「(山下投手から)LINEがきました。『おめでとう』『エスコンめっちゃ良いやん』って言われた。もちろん投げ合いたいですね。投げ合うとなると、本当に久しぶりになるので、絶対に負けたくないという思いは強いです」