ヤクルト・吉村貢司郎&山野太一、大先輩・石川雅規の気遣いに応える! DeNA戦連勝で7月反攻へ
7月反攻の主役になる!! ヤクルトは1日、一部の先発投手が神宮外苑で練習。2日のDeNA戦(横浜)に先発する吉村貢司郎投手(26)はダッシュなどで調整し「落としていい試合なんてない。1勝でも(多く)勝てるように、チームに貢献できるように頑張りたい」と決意を示した。チームトップの5勝を挙げている右腕は、横浜スタジアムで今季2戦2勝と相性がいい。 【写真】練習で笑顔を見せる吉村と奥川 44歳のベテラン、石川の気遣いが最高の流れを生んでいる。奥川が980日ぶりの勝利を飾った翌日の6月15日、吉村、山野太一(25)、奥川恭伸(23)の3人で大阪市内の和食店に出向いた。同12日に今季初勝利を挙げた山野へのお祝いとして、石川が予約してくれたお店でのプチ祝勝会。不在だったにもかかわらず、会計も済ませてくれていた大先輩に心から感謝し、勧められたトウモロコシの天ぷらなどに舌鼓を打った。 吉村が「刺激し合いながら勝っていけるように頑張りたい」と力を込めれば、3日に先発予定の山野も「置いていかれないようにしたい」と意気込んだ。祝勝会以降、吉村は同21日、奥川も同29日に白星を挙げた。チームはリーグ5位タイで首位・広島と7ゲーム差だが、6月は13勝9敗。20代の3投手を中心に巻き返す。(赤尾裕希)