男子バレー主将石川祐希がペルージャ移籍について会見「14日14時に発表してもらえたのも嬉しい(笑)結果で恩返しするだけ」
男子バレーボール日本代表主将石川祐希が17日、都内でペルージャ移籍についての記者会見を行った。昨季まで世界最高峰リーグのイタリア一部セリエAで9シーズンを終えた石川はミラノをチーム史上3位に牽引。今季は強豪のペルージャへの移籍が発表された。発表は石川の背番号にちなで14日14時(現地)。ペルージャ側からはユーモアあふれる動画や、歓迎のアニメーションまで作られる熱狂ぶり。 契約の経緯は1月末くらいからエージェントと話し始めてイタリアに残りたいと。その他のクラブのオファーもあったんですが、今の僕にはペルージャがあっていると思って契約しました。ペルージャは全てのタイトルを獲得したので優勝のみ。チャンピオンズリーグも出場できるので、僕自身は初めてのチャンピオンズリーグは初めてですが、そこは関係なく頑張ります。 具体的なことはシーズン前にお話できると思います。 個人的に楽しみなのはセッターでMVPのジャネッリとやれるのが嬉しい。優勝メンバーからほとんど変わらないのでスタメン争いから始まるのが楽しい。 もう一つは監督。一年目モデナに移籍したときの監督なので9年ぶりに一緒にやるので成長を見せたい。僕の目標である世界一を勝ち取りたい。
質疑応答
ーー次で10シーズンめ、節目の年となりますが。 石川 3位で評価されて今回の移籍があると思っている。あとは結果を出す、トップをとる。10シーズンめが節目とは考えていないですが、大事に戦っていく。 ーーペルージャでも14ですが。 石川 僕が初めてイタリアでつけたのが14でした。 ーーペルージャ公式が実写動画、アニメ動画を作っての大歓迎ですが。ご覧になって。 石川 すごく力を入れて歓迎していただいているということで感謝の気持でいっぱいです。動画はもちろん見ましたけど、14日の14時に発表してくれたので、それも期待の現れだと思っています。結果で返していくだけしかない。 ーーSVリーグで国内からの声もかからなかったか。 石川 そういうオファーがなかったわけではないですが、自分のバレーボールが大好きというところを体現できるのはイタリアだなと。 ーーペルージャの印象は。 石川 ペルージャはずっと強豪のイメージ。トップのみを目指すチームだと考えている。