北日本唯一優出・鈴木涼介が意外な選択!?「仲も良いしよく話す犬塚貴之君の番手」4車結束の南関勢に混成ラインで奮闘誓う/松戸競輪
松戸競輪場で行われている「オッズパーク杯(FII)」は6日に最終日を迎える。A級決勝に出走する鈴木涼介(27歳・福島=115期)に話を聞いた。 初日特選は突っ張り先行で番手の高橋雅之の1着に大きく貢献、準決勝は中団から好回転の捲りを披露し決勝に勝ち上がった鈴木涼介。北日本はただ1人の勝ち上がりで南関勢が4車結束したことにより単騎が濃厚かと思われたが、鈴木の出した答えは何と「犬塚貴之君の番手に行く」だった。 個人的にこの選択は意外で突っ込んで聞いてみると「犬塚君とは仲もよくてよく話すんです。南関勢が4車並んであとは単騎となってもなかなか難しいと思うし、彼からオファーがきて付けることにしました」と経緯を説明。 デビュー当初から自力を貫いているイメージがあるが「他地区に付けるのはこれが2回目で、チャレンジの時に佐藤礼文さんに付けたぶりですね。なので西の選手に付けるのは初めて。力を合わせて頑張ります」と奮闘を誓った。 自ら前回りを志願した犬塚はA級ではヨコを封印し、タテ基本の競走に戻すと話していただけに分断策よりも無欲の逃げに出る可能性が高いか…。そうなると鈴木の2025年初笑いがグッと近づくだろう。(アオケイ・松野記者)
