【動画】近畿地方で梅雨明け、昨年より13日遅く/大阪
気象庁は21日、近畿で梅雨明けしたとみられると発表した。平年と同じだが、昨年より13日遅いという。 [動画]あべのハルカス展望台で「日本一高い盆踊り」。すたーふらわー登場 大阪管区気象台によると、大阪府の梅雨期間の降水量は150.5ミリで、平年の297.7ミリを大きく下回った。同日の大阪市内の最低気温は22.8度と熱帯夜は避けられたものの、朝から蒸し暑い状態が続き、同日午前10時までに30度を超えている。 休日とあって、大阪市天王寺区の大阪市立美術館前では、セミの大合唱の中、天王寺動物園や同市浪速区の新世界へ向かう人たちでにぎわう。曇天模様ながら、時折雲のすき間からのぞく強い日差しの対策として、日傘を使ったり、頭にタオルをかけて歩いたりする人の姿も見られた。 また、同市阿倍野区の「あべのハルカス」では、梅雨明けの景色を見ようと、大勢の人が高さ約300メートルの展望台入り口前に列をなしていた。 一方、同庁は九州北部(山口県を含む)でも梅雨明けしたとみられると発表した。平年より2日遅く、昨年より13日遅いという。これで西日本に夏が到来だが、同気象台などは熱中症への注意を呼びかけている。