「バイク通勤」VS「車通勤」!「40年間」でどれだけ費用に差が開く?
ヤリスとグロムの燃費をもとに筆者が作成 40年間でかかるガソリンの費用の差は50万7750円あり、年に換算すると1万2700円の違いがあります。1年ではそれほど大きな違いを感じませんが、10年単位で考えると大きな違いが生まれることが分かります。
バイク通勤と車通勤それぞれに向いている人は?
バイク通勤と車通勤には、それぞれメリットがあります。バイク通勤のメリットは、かかる費用の安さです。計算したガソリン費用の表を見ても一目瞭然であり、ガソリンの費用の差だけでなく、車体の維持費も車とは大きく異なります。 車の場合はバイクに比べて、自動車税や保険料、駐車場代などが大きな出費となります。ガソリン費用に加えて維持費用も高額となると、費用の面では想像以上にバイク通勤にはメリットがあると思われます。 またバイク通勤は、街中での走行で小回りがきくというメリットもあります。そのため、とにかく費用を安く抑えたい、交通状況のストレスを少なくしたい人はバイク通勤に向いているでしょう。 一方車通勤のメリットは、安全で快適に出勤できる点です。バイクは体力の消耗が激しく、車内で休憩することもできません。また雨の日には、バイク通勤ではぬれてしまうでしょう。 さらに車はバイクに比べて人を乗せやすく、荷物の積載量も大きく異なります。休日での家族の外出などプライベートの利用もしやすいので、バイクよりも使い方の幅が広くなります。そのため、車内で過ごす機会が多い人や幅広い利用の仕方をしたい人には車通勤が向いています。
かかる費用と利便性を見て自分に合った通勤方法を選ぼう
バイク通勤は、費用の面で車通勤よりも優れています。一方車通勤は、快適さと利用の幅の広さでメリットがあります。 どちらがいいのかは、自分のライフスタイルや家族構成、職種などによっても変わってきます。単純に費用だけを見て考えるのではなく、さまざまな面を考慮して自分に合った通勤方法を選びましょう。 出典 国土交通省 燃費の良い乗用車ベスト10(令和4年末時点) ウェビックバイク選び 人気総合ランキング 絞り込み「燃費が良すぎる」 HONDA GROM スペックとサイズ 国土交通省 交通政策基本法に基づく政策展開第1回 交通基本法案検討小委員会について 資料11-6-1 交通基本法案検討小委員会資料 総務省 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編) / 小売物価統計調査(自動車ガソリン) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部