「D&D」前田拳太郎、“昭和の刑事”に憧れる牧野役に共感「寺島進さんは父のよう」
――お芝居のどのようなところに楽しさを感じていますか? 「演じている中で相手の方とかみ合った瞬間や、視聴者の方から『面白かった』と言っていただけた時はすごくうれしいです。やりがいを感じますし、日常の中でお芝居をしている時間が一番楽しいですね。“この人はどんな人だろう?”と役のことを考えているとワクワクしますし、“僕にもこういうところがあるかも”と新しい自分を見つけることもできる。こんなに楽しいことはほかにないなと思います」 ――2024年、プライベートでの思い出を挙げていただくと…? 「うーん。お仕事以外の思い出が思い浮かばなくて…(笑)。今年はお仕事でほとんど地方に滞在していて、もう何回新幹線に乗ったかなと思うぐらい(笑)。関東をはじめ、関西や東海…など、移動距離がすさまじかったです。でも、今までの人生でここまでいろいろなところに足を運ぶ機会がなかったので、貴重な経験になりました。各地でおいしいご飯もたくさんいただいたのですが、特に大阪で食べたカモのおいしさが忘れられません」 ――最後に、今作の見どころのアピールをお願いいたします。 「少しずつ成長している牧野ですが、弓削さんのそばで学び、さらにたくましくなっていくので、その姿を応援していただけたらうれしいです。また、今後もさまざまな事件が起こる中で、被害者にも加害者側にもストーリーがあり、深く考えさせられる内容が描かれていきます。ぜひ最後まで楽しんでいただけたらうれしいです!」
【取材裏話】
写真撮影中、「赤側では天使、青側では悪魔のような表情を」とお願いしたところ、このようなかわいらしい悪魔が…! また、ひょんなきっかけから仲良しの柏木悠(超特急)さんの話題になり、「悠も忙しいとは思うのですが、最近連絡してもそっけないんですよ~!」と少々寂しげな様子でした。
【プロフィール】
前田 拳太郎(まえだ けんたろう) 1999年9月6日生まれ。埼玉県出身。劇団EXILEのメンバー。近作は、ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ系/2023年)、「君とゆきて咲く ~新選組青春録~」(テレビ朝日ほか/24年)、「嗤う淑女」(東海テレビ・フジテレビ系/24年)など。現在公開中の長編アニメーション映画「ふれる。」に声優として出演。
【番組情報】
ドラマ9「D&D ~医者と刑事の捜査線~」 テレ東系 金曜 午後9:00~9:54
取材・文/片岡 聡恵 撮影/尾崎 篤志