【神宮大会】東洋大姫路が二松学舎大付に快勝し4強で横浜と対戦 打線11安打6得点 末永が6回無失点 エース阪下は救援で3回1失点
■第55回記念 明治神宮野球大会 高校の部 2回戦 東洋大姫路(近畿・兵庫)6ー1二松学舎大付(東京) (22日 神宮球場) 東洋大姫路が二松学舎大付二に快勝しベスト4進出を決めた。左腕・末永晄大(2年)が6回を7安打無失点に抑え7回からはエース阪下蓮(2年)が1失点に抑えた。打線は1回に4番・木村颯太(2年)のタイムリーで先制、2回にはセーフティスクイズで加点。6、8回には3本の長打によるタイムリーで2点ずつ加え11安打で6得点を挙げた。 23日・準決勝でスーパー1年生・織田翔希を擁する横浜と対戦する。明治神宮大会で優勝した地区には例年通り来春の第97回センバツ大会に1枠が与えられる。 東洋大姫路は20日の1回戦で聖光学院に10ー0で5回コールド勝ち。プロ注目の最速147キロ右腕・エース阪下蓮(2年)が5回を2安打無失点に抑え、打線は高畑知季(2年)の先制3ランを含む10安打で10得点を挙げた。二松学舎大付は初戦。 先攻の東洋大姫路は1回2死塁から4番・木村颯太(2年)がセンターへタイムリーを弾き返し1点を先制する。 東洋大姫路の先発はエース阪下でなく背番号「10」左腕・末永晄大(2年)。末永は1回をわずか10球で三者凡退に抑える立ち上がり。 2回の攻撃で先頭・白鳥翔哉真(2年)のツーベースから渡邊裕太(1年)がセーフティスクイズを決め、2ー0とする。 末永は2、3回と先頭打者にヒットを許すも後続を抑える。4回は2安打に四球で2死満塁のピンチを招くが土屋慶太(2年)を二飛に打ち取る。5回も2死から連打を浴び一・二塁とするが5番・永尾愛蓮(2年)を二飛に封じて本塁を踏ませない。 末永は6回を7安打、2四死球、5奪三振の無失点で降板。 6回の攻撃では先頭・木村が中安打、犠打で2死二塁から7番・桑原大礼(2年)が左中間にタイムリーツーベース、続く渡邉裕がライト線にタイムリースリーベースを飛ばし、4ー0と突き放す。 7回からはエース・阪下がマウンドへ上がる。先頭の1番・入山唯斗(2年)に左安打も後続を抑える。 打線は8回にヒットと死球で2死一・二塁とすると阪下がセンターへタイムリーツーベースを弾き返し、6ー0とした。 阪下は8回に2死からタイムリーを許すが9回を無失点に締めた。