熱海駅近くに「熱海ヨーグルト発酵所」 丹那牛乳使い、店内で製造
ヨーグルト専門店「熱海ヨーグルト発酵所」(熱海市田原本町)が12月21日、熱海駅前の仲見世通り商店街にグランドオープンする。(熱海経済新聞) 【写真】熱海らしい「海辺のヨーグルト店」をイメージした店舗外観(関連画像4枚) 「熱海プリン」「又一庵謹製 熱海ばたーあん」などのスイーツ店を展開する「フジノネ」(下多賀)の新業態。「丹那牛乳」を使って店内で製造したヨーグルト商品をテイクアウトで販売する。 ヨーグルトは、丹那牛乳に合わせて選んだという乳酸菌2種を使い長時間発酵させて作る。もっちりした食感で、まろやかで酸味が少ないのが特徴という。 看板メニューは、「プレーン」「甘みつき」「濃厚水切り」など6種類を展開する「熱海ヨーグルト」(380円~)。「グリークヨーグルト」とも呼ばれる「濃厚水切り」は、チーズのような濃厚な味わいが特徴で韓国などで人気があるヨーグルトだという。店内で加工する伊豆産アロエの葉や静岡産ミカンを入れた商品もそろえる。 その日の朝に出来上がったばかりのヨーグルトを使う「フレッシュ熱海ヨーグルト」(450円)は数量限定で販売。かきまぜて空気を含ませることでまろやかな味わいにしているという。このほか、「のめる熱海ヨーグルト」(600円~)、グラノーラやフルーツをトッピングした「グリークヨーグルト」(1,200円~)、隣接するパン店「パン樹 久遠」のパンでヨーグルトクリームを包んだ「よーぐるっとパン」(500円)などを提供する。 土産用の物販商品として、「ヨーグルトバターサンド」(480円~)、「ヨーグルトサンドクッキー」(4個780円ほか)なども用意する。 店舗のデザインは、青色を基調にカモメをあしらい、熱海らしい「海辺のヨーグルト店」をイメージしたという。店舗責任者の佐藤彰洋さんは「地域のたくさんの人の思いを込めて、熱海の魅力を発信していきたい。心が緩むひとときを届けられる店にしたい」と話す。 営業時間は10時~18時。
みんなの経済新聞ネットワーク