【オキザリス賞】ナダル産駒プロミストジーンが連勝でオープン入り マーカンド「相当能力を秘めている」
9日の東京9R・オキザリス賞(ダート1400メートル)は、マーカンド騎乗で単勝5番人気のプロミストジーン(牝・上原佑)が差し切って未勝利戦に続く連勝。オープン入りを果たした。この2歳世代が初年度のナダル産駒は、これで3頭目のオープン馬誕生。いずれもダートで2勝を挙げている。勝ち時計は1分25秒1(良)。 1番人気のベンヌがゲートで立ち上がって大きく出遅れ、場内が悲鳴に包まれた中、プロミストジーンは道中、中団で待機。抜群の手応えで直線を迎えると、メンバー最速の上がり35秒3の末脚で力強く差し切り、大外からの強襲劇を完遂した。 鞍上のマーカンドは「中団で折り合いがついて、スムーズな競馬ができました。それにしてもいい脚を使ってくれましたね。相当能力を秘めていると思います」とポテンシャルを高く評価。契約馬主であるシルクレーシングの馬で勝っただけに、「(来日して)最初の週にシルクの勝負服で勝てて安心しました」と率直な気持ちを伝えた。
東スポ競馬編集部