沖縄のサイクリストが地震の被災地・花蓮へ寄付金贈呈、秋にはイベントでの交流を予定
沖縄のサイクリストが地震の被災地・花蓮へ寄付金贈呈、秋にはイベントでの交流を予定
7月24日、(一社)沖縄県サイクルツーリズム推進協会(以下略、OCTA)が、台湾の中華民國自行車騎士協會へ寄付金を贈呈された。これは4月3日に台湾東部で発生した地震に対しての義援金で、OCTAが沖縄そして日本から集めたものだ。
沖縄・日本のサイクリストから、台湾の仲間へ
2024年7月24日(木)、台湾の中華民國自行車騎士協會にて、OCTAのメンバーとして内間康平さん(リオ五輪自転車ロードレース日本代表、今回は1人のサイクリストとして)および森豊さん(一般社団法人沖縄県サイクルスポーツ振興協会代表理事)が訪問し、約80名より集められた計82万5千225円が贈られた。 この寄付金は「沖縄・日本のサイクリストから、台湾の仲間へ。花蓮地域とサイク ルツーリズムの早期復興、沖縄・日本と台湾の一層の相互交流・連携発展を 祈念して」 と題してもの。贈呈式は、台風の影響により急遽一部リモートで対応することになり、オンラインで沖縄・日本側から星明彦氏(内閣府沖縄総合事務局運輸部長/観光総合施策推進室長、今回は私人、一人のサイクリストとして)が挨拶をした。 さらに中華民國自行車騎士協會秘書長の何麗卿さんが寄付金を受取り、感謝の意を述べた。さらに何さんより沖縄の代表メンバーへは感謝状と記念品が贈られた。花蓮では9月に花蓮～台東を走るサイクリングイベント「Tour of East Taiwan」を開催するが、そのイベントでの双方が再会を誓った。
中華民國自行車騎士協會秘書長の何麗卿氏コメント
「OCTAが地震の被害を受けた花蓮地域やサイクルツーリズムの早期回復を祈るとともに、冲縄と台湾の交流を高めるためのキャンペーンを実施してくれたことを感謝します。下半期に台湾で開かれるKOMチャレンジ、環花東、花蓮太平洋カップなどへ沖縄の自転車仲間たちを招待したいと思います。いっぽう沖縄の代表からは首里城復興チャリティーサイクリングイベントやオキナワサイクルライドなどに、台湾の自転車仲間を招待していただきます。双方の交流を通じて友情を深めていきたいと思っています。また、今回は特にすべての日本からの寄付に感謝します。株式会社クレ ント 代表取締役佐藤千文様、内間康平様、バイシクルクラブ編集部、株式会社京和土建 代表取締役 赤嶺敬介様はじめ、約80名のみなさまに感謝します」。
Bicycle Club編集部
