整理収納アドバイザーの自宅から学ぶ「暮らしに“防災”を溶け込ませるコツ」[FRaU]
ペットケージは災害時にも活躍
愛犬の“くるみ”の防災対策もぬかりなく。地震で家が混乱した際も安心・安全に過ごせるよう日頃からケージに入る練習をしている。フードやペットシーツ、薬などもしっかり備蓄。
高い位置には割れないものを
ウォールシェルフは収納の少ない家に欠かせません。万が一、落下しても、柔らかい素材のカゴや缶なら、割れる危険も少なく安心。木製の雑貨などをディスプレイすることもある。
できるだけ背の低い家具を
背の低い家具は転倒しづらい上、圧迫感がなく部屋を広く見せてくれて一石二鳥。脚付きの家具だと掃除がしやすく、部屋をきれいに保つモチベーションもアップする。緊急時に焦ってつまずいたりしないよう、できるだけ床にものを置かないようにしている。
普段の暮らしにも役立つ小銭
災害時にはカードや電子マネーが使えないこともあるので、小銭とお札を常備。小銭ケースがあるとすっきり収納できる。宅配の着払いなど、日常で急に現金が必要になった時も助かる。
コンロ周りはシンプルに
吊り下げのキッチンツールは揺れで落下する可能性があるので、極力少なく。使用中のIHコンロに触れて燃える危険のあるふきんや菜箸などは、特に近くに置かないようにしている。
キッチン棚ではカゴが活躍!
食器や調理道具をすぐ取り出せるキッチンのオープンシェルフ。以前は食器を収納していたけれど、震災後は割り箸や紙皿などの雑貨やコーヒー豆とフィルター、ステンレス製のポットなど、割れにくいものを置いている。カゴに収納すると、より安全。
日用品は使いながら備蓄
ラップやホイル、ごみ袋、ペットボトルの水など、日常でも災害時でも使うものはローリングストック。よく開ける戸棚に入れておけば使い勝手がよく、在庫も常に確認できて便利。
割れる食器は扉付きの棚へ
お皿やカップ、グラスなどの割れ物は扉付きの食器棚へ。滑り止めシートを敷いておくと、飛び出しはもちろん、食器同士がぶつかり合うことも防げる。汚れたら洗えるタイプのもの。
大きなお皿は立てて収納
大きく、重さのあるお皿は一番下の棚へ。ディッシュスタンドを使って立てて収納すると、重ねて収納するより楽に出し入れできる。深さのあるお皿には文具用の仕切りスタンドを使用。