【ダイヤモンドバックス3－5xカージナルス】＠ブッシュ・スタジアム

6回裏に2点タイムリーを放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー（MLB Advanced Media）

　4連敗中のカージナルスは日本時間4月23日、本拠地ブッシュ・スタジアムでダイヤモンドバックスとの3連戦がスタート。その初戦は3対3の同点で迎えた9回裏にノーラン・ゴーマンが4号2ランを放ち、劇的なサヨナラ勝ちで連敗をストップした。カージナルス5番手のライアン・ヘルズリーは9回表の1イニングを無失点に抑え、2勝目（2敗）をマーク。ダイヤモンドバックス4番手のライアン・トンプソンは9回裏の先頭打者を出塁させてしまい、今季初黒星（0勝）を喫した。 【動画】カージナルスのラーズ・ヌートバーが2点タイムリーを放つ（MLB.comより） 　カージナルスは先発のランス・リンが2回表にダイヤモンドバックス打線に捕まり、エウヘニオ・スアレスのタイムリーとケテル・マルテの犠飛で2失点。5回表にもスアレスにタイムリー二塁打を浴び、3点のビハインドとなった。しかし、6回裏一死満塁からラーズ・ヌートバーのタイムリーで2点を返すと、7回裏には打撃不振のポール・ゴールドシュミットが2号ソロを放ち、3対3の同点に。9回裏先頭のゴールドシュミットが内野安打で出塁すると、ダイヤモンドバックスは左打者のゴーマンに対して左腕カイル・ネルソンを投入したが、8回表の守備から途中出場していたゴーマンがネルソンの初球をとらえ、右中間への4号2ラン。5対3で劇的なサヨナラ勝ちとなった。 　カージナルスのヌートバーは「3番・右翼」でスタメン出場。初回の第1打席はサードゴロ、4回裏の第2打席はセカンドゴロに倒れたが、6回裏一死満塁のチャンスで迎えた第3打席で初球の4シームを逆方向へ弾き返し、2点タイムリーを放った。8回裏の第4打席はサードゴロに倒れ、4打数1安打2打点。連続試合安打を5に伸ばし、今季の打撃成績は打率.242、出塁率.390、OPS.784となっている。