【ブルージェイズ5－3ロイヤルズ】＠カウフマン・スタジアム

6回5安打2失点で2勝目を挙げたブルージェイズの菊池雄星（MLB Advanced Media）

　4カード連続勝ち越し中と好調のブルージェイズは日本時間4月23日、敵地カウフマン・スタジアムでロイヤルズとの4連戦がスタート。その初戦は6回5安打2失点の好投を見せた先発の菊池雄星を打線が5得点で援護し、5対3で勝利した。3試合連続のクオリティ・スタートを達成した菊池は2勝目（1敗、防御率2.28）をマーク。ブルージェイズ4番手のジョーダン・ロマノが3セーブ目を挙げ、ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは6回5安打5失点で今季初黒星（2勝）を喫した。 【動画】ブルージェイズ先発の菊池雄星が4つの三振を奪う（MLB.comより） 　ブルージェイズは3回表にキャバン・ビジオの二塁打などで一死満塁のチャンスを作り、ボー・ビシェットのタイムリー三塁打で3点を先制。先発の菊池の好投が続くなか、6回表には打撃好調のドールトン・バーショが6号2ランを放ち、5対0とリードを広げた。6回裏にマイケル・ガルシアの4号2ランで2点を返され、9回裏にはクローザーのロマノがカイル・イズベルに2号ソロを浴びたが、5対3で逃げ切り。5カード連続の勝ち越しに向けて、4連戦の初戦を制した。 　今季5度目の登板となった菊池は立ち上がりから安定したピッチング。5回までに許した走者は2回裏の先頭打者としてヒットを放ったサルバドール・ペレスだけだった。6回裏一死からダイロン・ブランコに二塁打を許し、続くガルシアに4号2ランを浴びたものの、その後の二死2・3塁のピンチではネルソン・ベラスケスをショートゴロに打ち取り、さらなる反撃を阻止。81球で6イニングを投げ抜き、被安打5（うち被本塁打1）、奪三振4、与四球0、失点2という内容で3試合連続のクオリティ・スタートを達成し、2勝目を手にした。