タイチ&TAKAの猛攻も及ばず、内藤&ヒロムが逆転勝利「俺とヒロム、ここの繋がりはどこのチームにも負けないんでね」
新日本プロレスは11月26日、福島・ビッグパレットふくしまで『WORLD TAG LEAGUE 2024』の第6戦を開催した。 【動画】試合後バックステージコメント/内藤「残りのリーグ戦、全部勝って、そして優勝決定戦まで進みますよ」 『WORLD TAG LEAGUE 2024』 日時:2024年11月26日 (火) 17:30開場18:30開始 会場:福島・ビッグパレットふくしま 観衆:630人 Bブロック公式戦の中でも注目を集めたセミファイナルでは、内藤哲也&高橋ヒロム組とタイチ&TAKAみちのく組が激突。両チームともに1勝1敗という状況での一戦であった。 内藤とTAKAが先発した試合は、序盤から両チームの連携が試される場面が続いた。 L・I・Jの内藤&ヒロムは、ジュニア&ヘビー級の枠を超えたコンビネーションで試合の主導権を握ろうとする一方、Just 4 Guysのタイチ&TAKAも老練な攻防で対抗。特にTAKAは積極的にジャスト・フェイスロックで相手を追い込むなど、キャリアを活かした闘いぶりを見せた。 試合が中盤に差し掛かると、タイチが内藤を圧倒的な打撃で苦しめる場面が目立った。 特に、タイチが内藤の顔面にソバットを打ち込む場面では、会場から驚きの声が上がるほどの迫力であった。内藤も反撃を試みたが、タイチは素早い動きで内藤の攻撃を読み切り、試合の流れを渡さなかった。 終盤には4選手が次々とリング内で倒れ込む壮絶な展開となった。TAKAは試合の決定打を狙い、みちのくドライバーIIを繰り出そうとしたが、ヒロムが巧みに回避。そこから名も無きヒロムロールに繋げ、3カウントを奪取して勝利を収めた。 この試合で1勝を追加した内藤&ヒロム組は、リーグ戦での存在感をさらに強める形となった。Bブロックの戦いはまだ続くが、両チームの次戦でのパフォーマンスが注目される。 ■試合後バックステージコメント ヒロム「後楽園で言ったじゃないですか。(※寝転がりながら)調子に乗らず、謙虚に行くと。絶対勝てるとわかってる相手でも謙虚に行くと、そう言ったじゃないですか。それが今日の結果だ。ただ食らいすぎた。でもヒロムちゃん、(※自分の頭を指差して)ついにここを使うことを学んだ。今日は俺のここの勝利かな」 内藤「(※拍手をしながら現れて)素晴らしい! 素晴らしいね。その頭、誰のおかげでいろいろと学ぶことができたんだっけ?」 ヒロム「言われると思いましたよぉ。一応、世間的には確か……」 内藤「世間的にはね」 ヒロム「内藤哲也師匠という設定だったような、そんなような、違ったような……」 内藤「設定じゃないよ。よく憶えてんじゃん。しっかり頭にインプットされてるってことだね」 ヒロム「(※自分の頭を抱えて)アァ、頭打ちすぎて、頭打ちすぎてさ、(※立ち上がりながら)ちょっともう内藤さん、内藤さんのことをあまり褒めさせないでくださいよ。感謝してますから(※と言いながら、先に控室へ)」 内藤「(※ヒロムを見送りながら)してんの? ちゃんとカメラの前で言った方がいいよ」 ヒロム「感謝してますから!」 内藤「(※ヒロムが完全に姿を消すと)この『WORLD TAG LEAGUE』、今日で2勝1敗。まだリーグ戦は続くけど、でももう負けは許されない状況と思ってるんでね。2勝1敗、この1個の負けが凄い悔しいけど、でも残りのリーグ戦、全部勝って、そして優勝決定戦まで進みますよ。まぁいろいろなチームがあるけど、俺とヒロム、(※拳で自分の胸を叩いて)ここの繋がりはどこのチームにも負けないんでね。明日はAブロックのリーグ戦ということで、Bブロックはリーグ戦がないけど、でも会場に行くんでね。明日夢メッセみやぎへお越しのお客様、内藤&ヒロムの2人のプロレスをじっくりご覧ください。じゃあ、そんな夢メッセみやぎでまたお会いしましょう。アディオス!」 タイチ「クソッ! 俺のせいだ。あそこでしっかりアイツを押さえとけば。俺のせいだ、今日は。TAKA、悪かった。今日は俺のポカだ。ただ、よく頑張ったよ、今日は1人であそこまで。言うなれば、物言いだよな、でも。物言いつけたいぐらいだ。だけど、裁定がそう下ったんだったら仕方ない。俺のせいだ。またしょうがない。気持ち切り替えてやるしかない。こういうこともあるんだってこと。試合前、アイツらもタッグの歴長ぇつったけど、俺らも長ぇんだよ、アイツらに負けないくらい。一番長ぇんだよ、俺ら、15年。アイツらも長く組んで、ヘビーとジュニアのタッグ、どっちが強ぇかって、今日言ったけどよ、お前らと俺らの差がわかったよ。俺らはビジネス上、ずっと長く組んでたけどな、俺らは内藤、ヒロム、お前らみたいにプライベートでつるむことはない。それが今日の敗因だ。TAKAとプライベートのつるみはない。だけどお前ら、仲良しこよしだ。そこの差が出た。残念だよ。また次だ」 TAKA「オイ、3つ入んなかったか? 3つ入ったんじゃねぇのか、オイ。オーイ! クッソーッ! わかってるよ、レフェリーが入れなきゃそれまでなのは! 今日は行けると思ったよ! クッソー、相手がヘビーとジュニアだけに絶対負けられなかったーッ! それが内藤だろうが、ヒロムだろうが、クッソーッ! クッソーッ! どうせ俺が負けると思ってたんだろ、みんなよ。アァ! So what! 負けたけどよ、まだまだ望みはあるからな。特にヘビーとジュニアのチームには、ゼッテーもう負けねぇからな!」 <写真提供:新日本プロレス>
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