【阪神】桐敷拓馬、ゼロの誓い 両リーグ最多70試合登板で被本塁打なし「0点で帰ることも重要」
阪神桐敷拓馬投手(25)が被本塁打0の誓いを立てた。 今季は両リーグ最多70試合登板ながら被本塁打0。この日初出演した「熱血! タイガース党」を放送するサンテレビでは阪神の投手が本塁打を打たれると打者ではなく投手にズームされる。取材時に報道陣から聞くと「今、初めて知った。そういうときは映らないように来年も頑張りたい」と1発を浴びないことを誓った。 球界では11年浅尾(中日)の79試合、09年シュルツ(広島)の73試合に次いで3人目の70試合登板以上での被本塁打0。「中継ぎは0(点)で帰るのが一番重要だと今年感じた。極端に投げ分けること(を意識した)。言い方はちょっと変ですけど、当ててもいいぐらいの気持ちというか」と果敢に投げこんだことを明かした。 来年も悔しがるシーンではなく、喜ぶシーンをたっぷりと届けるつもり。「中継ぎの被本塁打は試合に直結してしまう。今年は0でいけたのは自信になりますし、来年以降も0でやっていければ」。タフネス左腕が大胆に攻め通す。【林亮佑】