ソフトバンク山川穂高の「不敗神話」に終止符 チーム25イニングぶりの得点をたたき出すが走塁を反省「僕が判断をね」 打撃2冠で交流戦へ
◆ロッテ7―1ソフトバンク(26日、ZOZOマリン) ソフトバンクの山川穂高内野手(32)にまつわる「不敗神話」がついに止まった。これまで打点を挙げた20試合は19勝1分けと負けなしだったが、1打点を挙げた21試合目で初めてチームが敗れた。 ■打球が速すぎた!? 山川が右中間を破るタイムリーも…【動画】 初回1死一塁で放った中堅への大きな飛球は、風速7メートルの逆風にも戻されて中飛。「球場によってはチャンスがあったかもしれないけど、上がりすぎですね。この球場では何回もやっていますし、こういう風の時は戻されてしまう。操作はできないけど、もう少し低かったらいっていたかなと思います」と振り返った。 8回2死一塁。右中間への鋭い当たりでチーム25イニングぶりの得点をたたき出した。ただ、右中間を深々と破ったが、一塁でストップ。「僕が判断をね。二塁にいけたので。いってアウトになるかも、とよぎってしまった。アウトになったら攻撃が終わってしまいますので。あそこの判断を含めて、またあさってから」と反省を口にした。 ここまで12本塁打、45打点はリーグトップ。「不敗神話」こそ止まったが、鷹の4番として交流戦に向かう。「毎年、交流戦は難しい部分もあるし、逆にシンプルにいける部分もある。でも野球をやるのは一緒なので。自分の打席をしっかりやるだけです」と力を込めた。(小畑大悟)
西日本新聞社