南太平洋の海辺のライフスタイルを満喫するなら「ヌメア」で決まり! ニューカレドニアの最旬スポットは?
#297 Noumeaヌメア(ニューカレドニア)
人口約10万人を抱える、ニューカレドニアの首都ヌメア。たとえ旅の目的が離島だったとしても、ここを素通りしてしまうのはもったいない。実はヌメアはショッピングやグルメ、カルチャーなどの体験が満喫できる、南太平洋では貴重な場所なのです。 【画像】ニューカレドニア産コーヒー「カフェ・ド・モウ」が人気! そんなヌメアは朝の景色が印象的。真っ白な船がぎっしりと係留されたマリーナ、海沿いの道ではランニングする人や犬の散歩をする人……。ヘルシーな海辺のライフスタイルも、どこかフレンチシックです。 朝のマルシェ(市場)では、食材を詰め込んだ手提げ袋を手にした女性が店主と挨拶を交わし、場内のカフェではクロワッサンとカフェオレを間に挟んで世間話をする人たちが。ウクレレを陽気に弾いている人もいます。朝から活気のある様子に、いい一日が始まる予感がして、わくわくしてきます。
ヌメアの観光の拠点は中心街&アンスバタ
ヌメアにおいて、ツーリストが拠点とする場所は大きくは2つ。ココティエ広場がある中心街、そしてビーチサイドのアンスバタ周辺。 アンスバタには半島の西側にシトロン湾地区、その隣にアンスバタ湾地区があり、宿泊施設やショッピングモール、レストランなどが集まっています。アンスバタだけで滞在の目的を完結できそうなほどの充実ぶりです。 私が宿泊したのは、アンスバタ湾に面したシャトーロワイヤル・ビーチリゾート&スパ。ショッピングモールへは徒歩圏内、海を望むレストランやスパの水浴施設が自慢のリゾートホテルです。ヌメアの宿泊施設はキッチン付きが多く、こちらも例に洩れません。円安の今、これはありがたいです。 とはいえ、自炊もいいけれど、たまにはレストランでの食事も楽しみたいもの。特別な旅ならば、アンスバタ湾に浮かぶ360度ラグーンに囲まれた水上レストラン「ル ルーフ」がおすすめ。南の島らしいスタイルのインテリアで、地元食材を使ったフランス料理が味わえます。 ニューカレドニアならではのお土産を探すなら、アンスバタ湾地区の「ニューカレドニア AQUA」。本島北部で手作りしている塩や、珍しいニューカレドニア産コーヒー、ニアウリのはちみつなど、ニューカレドニア在住30年以上の高橋夫妻が自ら足を運び、探し出した逸品ばかり。他にはないニューカレドニアらしいアイテムが見つかります。