本来はこうなるはずが……？　（画像はAmazon.co.jpより引用）

　レゴの「モナ・リザ」キットを組み立てたら……？　“まさかの完成品”がX（Twitter）に投稿されました。ウィットに富んだ試みが反響を呼び、195万回以上の表示、6万件を超える“いいね”を集めています。 【画像】実際に完成した“修復失敗絵画”

モナ・リザのレゴキットで作ったのは……？

　画像を投稿したのは、レゴで作ったロボットなどの創作作品を公開しているXユーザー「Moko」さん。「LEGOのモナ・リザを組み立てたんすよ」として投稿した写真は、モナ・リザのキットの箱と実際の作品を撮影したものです。 　組み立てると額装されたモナ・リザになるはずでしたが、実際にできたのはデッサンの崩れた絵。どこかで見たことあると思ったら、これ以前に話題になった“修復失敗絵画”だ……！ 　“修復失敗絵画”は2012年に話題になったもの。スペイン北東部・ボルハの教会の壁にあった19世紀のフレスコ画を、近くに住む80代女性が無断で“修復”したところ、キリストを描いていたはずの絵がおかしなことになったという出来事があったのです。 　Mokoさんのブログの説明によると、レゴのモナ・リザのキットの色合いやパーツの構成を見たときになんとなく、「これ組み替えたらあの伝説的な修復失敗絵画にできるんじゃないだろうか」と思ったことが発端だそうです。 　作業の過程で、目の部分にモナ・リザのものをそのまま使ってみたそうですが、「あまりにも澄んだ瞳をしているのでこれは違う」という結論に。 　最終的に、本家の“修復失敗絵画”をかなり再現する出来映えとなりましたが、モナ・リザのパーツだけで作るという縛りでやっていたので、眉毛は再現できなかったとのこと。そこは物足りない感じになったとつづっています。

「『修復失敗』を再現成功」「下手さが上手い！」

　投稿には「ん？　どこかの修正絵画みたいな……」「懐かしの修復失敗画になってるから～」「『修復失敗』を再現成功（笑）」「上手いけど下手で、というか下手さが上手い！」「天才現る」「もう！　ワロたわ」などの反響が寄せられました。 　MokoさんはXの他、InstagramやYouTubeチャンネル「Moko Brick Laboratory channel」でも作品を公開しています。