露モスクワの南東で爆発物による列車の脱線事故 テロ事件として捜査開始
ロシア・モスクワの南東で11日、爆発物による貨物列車の脱線事故が発生し、当局はテロ事件として捜査を始めました。 ロシア捜査委員会によりますと、11日朝、モスクワの南東およそ300キロに位置するリャザン州の鉄道で爆発があり、走行中だった貨物列車19両が脱線し、15両が破損しました。この爆発について、捜査当局は11日夜、テロ事件として捜査を開始したと発表しました。 ロシアメディアによりますと、貨物列車は化学肥料を輸送中で、走行中にガタンという音がして、脱線したということです。ロシア鉄道は、「旅客列車や近郊列車の運行に影響はない」としています。 ロシアでは今年5月、ウクライナと国境を接するブリャンスク州で2日連続の爆発が起こり、貨物列車が脱線しています。 画像:モスクワ運輸検察局