D・ライスとフォーデンが同じ代表4ゴール…… マンCでは才能が爆発しているフォーデンがイングランド代表で輝く日はくるか
代表では41試合出場で4ゴールと物足りない数字に
7日に行われたネーションズリーグのリーグB・グループ2第1節でアイルランド代表と対戦したイングランド代表は、前半11分にMFデクラン・ライスが先制ゴールを記録。26分にはMFジャック・グリーリッシュのゴールも生まれ、2-0で勝利を収めた。 この試合後にちょっとした注目を集めたのが、ライスの代表得点数だ。ライスは主にボランチでプレイする選手で、アイルランド戦のゴールが代表通算4点目だった。 この数字と並んでいる選手がいる。マンチェスター・シティ所属のイングランド代表MFフィル・フォーデンだ。フォーデンは代表通算41試合に出場し、4ゴール。ライスは59試合に出場して4ゴールとなっていて、試合数そのものはライスの方が多い。しかしフォーデンは2列目でプレイする攻撃的な選手であり、4ゴールという数字は寂しく感じられる。 フォーデンは2020年より代表でプレイしているが、ガレス・サウスゲイト前監督はフォーデンの個性を活かしきれなかったところがある。クラブの方ではジョゼップ・グアルディオラの下で見事なパフォーマンスを続けていて、昨季はプレミアリーグで19ゴール8アシストの数字を記録している。 それを代表にも持ち込んでほしいところだが、今夏のEURO2024でもフォーデンはフィットしなかった。ジュード・ベリンガム、ブカヨ・サカら2列目にはタレントが揃っているため、このあたりはサウスゲイトも起用法に最後まで悩んだのだろう。 現在は暫定としてリー・カーズリーが指揮しているが、フォーデンの才能を100%引き出せる時はくるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部