【テニス】東レ・パンパシフィックOPの本戦組み合わせ決定 パリ五輪金メダリストは2回戦から登場
〝金メダリスト〟も参戦だ。女子テニスの東レ・パンパシフィックオープン(21日に本戦開幕、東京・有明テニスの森公園)の本戦組み合わせ抽選会が19日、同会場で行われた。 同大会には元世界ランキング1位の大坂なおみが2年ぶりに出場する予定だったが、18日に腰の負傷により欠場が決まった。日本勢では同60位の内島萌夏とワイルドカードで同142位の日比野菜緒が出場する。 パリ五輪のシングルス金メダルで世界ランク7位のジェン・チンウェン(中国)は、第1シードで2回戦から登場。内島は1回戦で今年の全米オープンジュニアのシングルスで優勝したM・ストイサブリェビッチ(英国)と対戦し、勝ち進めば2回戦でジェンと当たる。 抽選会には内島と、大会アンバサダーを務める元女子テニス選手の奈良くるみさん(32)と土居美咲さん(33)が出席。注目選手について、奈良さんは「第一シードのジェン選手はパリ五輪を優勝して(今年の)全豪オープンでも準優勝している。今シーズンもすごく調子が良くて、中国でもすごく人気がある。今すごく勢いがある選手だし(日本で)プレーが見られるのはとてもいい機会だと思う」と説明。土居さんも「(ジェンは)アジアンビューティー的なイメージもあったり、モデルさんじゃないけどカッコよくてスタイルもいい。今後もっと注目されていく選手だと思う」と熱弁した。 ファンに向けて、土居さんは「日本で行われる最大のWTA(500)の大会なので、すごく楽しんでいただける大会だと思う。ぜひ生で見て、(トップ選手の)迫力を肌で感じていただきたいです」と呼びかけた。
東スポWEB