2025年、デフリンピックを『手話』で応援しよう!日本手話と国際手話に違いも…【デフスポふくしま(3)】
テレビユー福島
2025年、日本で開催されるデフリンピック。このうち「デフサッカー」は、福島県のJヴィレッジで行われます。デフスポーツの魅力をお伝えする「デフスポふくしま」。3回目は「手話でデフアスリートと交流」です。 【写真を見る】2025年、デフリンピックを『手話』で応援しよう!日本手話と国際手話に違いも…【デフスポふくしま(3)】 ■応援の手話を学ぼう 末永万智アナウンサー「デフリンピックでアスリートに応援の気持ちを伝えたい!ということで、きょうは手話を学んできます!」 訪れたのは、県聴覚障害者協会。2025年のデフリンピック日本開催を前に、福島県内各地をまわって、デフリンピックに関する講演や手話の出前授業に力を入れています。 教えていただいたのは、協会職員の吉田愛(めぐみ)さん。手話通訳士の高橋富士子さんに入っていただきながら、学びます。 デフリンピックの応援で使える手話を教えていただきます。 ■「がんばれ!」表情も大切 両肘を張ってグーを作り下に2回下げます。手話は表情も大切。がんばれ!という気持ちを表情に込めることで、より意味が伝わりやすくなります。 続いては「応援しています」 末永アナ「応援旗を降る感じ。これけっこうわかりやすいですね」 デフリンピックでは、世界中から選手がやってきます。外国の選手とコミュニケーションをするときに使われるのが「国際手話」。今回は吉田さんに、「日本手話」と国際手話の違いも教えてもらいました。 ■たとえば「おめでとう」は… 日本手話がクラッカーが飛び出すような動きなのに対し、国際手話は、顔の横で手を握るようにします。 「すごい!」と伝えるときも、日本手話が耳あたりから片手を前に出すのに対し、国際手話は、英語の「wow」を表現するように両手を胸の前で2回振り降ろします。 手話を完璧に習得するのは難しくても、身ぶりや表情を駆使すれば、気持ちを伝えられることも学びました。 末永アナ「私はほとんど手話やったことないんですけど、そういう人が学んでコミュニケーションをとろうとすることって、聞こえにくい・聞こえない方ってどう思うものなんですか?」 吉田愛さん「非常にうれしいです。自分の言語が手話なので、それを理解してもらえるのは非常にうれしい。話したいという気持ちが伝わるのがうれしい」