九州代表の沖縄尚学は初戦敗退 終盤の反撃も届かず【明治神宮野球大会】
◆明治神宮野球大会 高校の部2回戦 沖縄尚学5―11敦賀気比(21日、神宮球場) ■センバツに出場するのは!? 秋季九州大会全結果はこちらから 九州王者として2年ぶり4度目の出場の沖縄尚学が敦賀気比(福井)に逆転負けを喫し、初戦で敗退した。 沖縄尚学は2回に1死二、三塁から8番山川大雅(1年)のスクイズで先制。3回には2死二塁から4番阿波根裕(2年)の左中間三塁打で加点した。 先発の左腕・末吉良丞(1年)は3回まで2安打に抑えたが、4回に敦賀気比の4番小林拓斗(2年)に低めの変化球を左翼席に運ばれるソロ本塁打で反撃を許すと、その後は流れが相手に大きく傾いた。5回は1死一、三塁から一塁内野安打で同点に追いつかれると、さらに1死一、三塁からの投前スクイズで勝ち越しを許した。 6回は2番手の田場典斗(1年)が3点本塁打を浴びるなどで5点を奪われた。リードが広がった終盤に粘り強く得点をかえしたが、届かなかった。沖縄尚学は44回大会(2013年)で優勝した実績があるが、今大会は初戦で敗れた。
西日本新聞社