礒部希帆のインスタグラム（＠k_i_h_o_）から

　タレント重盛さと美（36）が、8日に放送されたテレビ東京「家、ついて行ってイイですか？」（日曜後8・50）に出演。親友のタレント宅を訪問し、衝撃の話を次々と披露した。 【写真あり】重盛さと美　超ミニ丈の虹色ワンピ姿披露に「なんでそんなにかわいーの？」「私服似合いすぎて可愛すぎ」 　街中で交渉し、家を紹介してもらう番組に、この日は重盛さと美が登場。自宅はNGだとしたが、友人宅ならばと紹介したのが、タレント礒部希帆（33）だった。重盛は「希帆ちゃんは私の親友で、最近芸能人にフラれた」と衝撃の告白から番組はスタートした。 　磯部は「あいつと別れてから、すごいうれしいことが起こる」などと訪問を歓迎し、自宅を紹介。重盛は思わず「この番組、赤裸々系ですか？言っちゃってもいいじゃん」と聞き、元彼の芸能人の情報を話し出すと、スタジオのビビる大木らは「誰？誰？」と興味津々に見入った。 　描いた似顔絵は放送されなかったが、顔がデザイナーのトミー・ヒルフィガー氏に似ていることなどが紹介され、「ベテラン芸能人」とテロップが出るなど、スタジオは大盛り上がりとなった。残念ながら、半年の交際で別れたという。 　磯部は現在、芸能界の仕事だけでは生計が立てられず、飲み屋やチーズタルト店でも働く日々。タレントの収入は「源泉引くと2万5000円」と明かす。実家はボロボロで過去にテレビ番組で紹介されたこともあるほど。所々、屋根に穴が空いているため、雨が降ると床が抜けてしまうこともある。原因は父がギャンブルで散財したためで、当時は食事にも困り、川でザリガニを釣ったこともあった。 　だが、そんな実家が、重盛との縁になった。当初は貧乏暮らしを隠していたが、事情を話すと、重盛がMVを撮ろうと提案した。中学1年生で両親が離婚したため、磯部は父とは別居となり、疎遠になったものの、重盛に「パパがいなかったら、希帆ちゃんはこの世に誕生してないんやで。親には一生感謝していくべきだよ」と諭されて、父との仲も縮まった。 　そしてMV撮影で実家を訪れると、父から「さっちゃん。俺はもう長くないから、希帆のことを頼みます」と重盛はお願いされた。磯部は「MVが公開されてすぐ、パパが亡くなってしまって」と言うが、「亡くなるまでの間は今まで過ごせなかった時間を埋めるぐらい濃い時間」になったという。 　番組は衝撃の事実が次々と出てくる展開。そんな中で、MV撮影中に、父が「引っ込み思案の希帆が、こんなにカメラの前で堂々と…」と涙を流す一幕も紹介された。「私が人前に出るのが苦手な子というまま、パパの中では止まっていた。小さい頃しか一緒に過ごしていないので。それに感動して泣いていたんだろうな」と磯部はしみじみ語り、「大人になってからパパのことが大好きになれました。さっちゃんのおかげで」と重盛に感謝するなど、感動的な仕上がりになった。