低迷するチームの立て直しを託す？

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督　photo/Getty Images

エヴァートンの次期監督候補として、フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が浮上しているようだ。イギリスメディア『Football Insider』が伝えている。 ［映像］プレミアリーグ第7節　エヴァートン対ニューカッスル　ハイライト エヴァートンでは2023年1月からショーン・ダイチ監督が指揮を執っているが、今季の同クラブはプレミアリーグでは開幕3連敗を喫するなど現在16位と低迷。良い結果が出ていないことから、ダイチ監督はサポーターや現地メディアから厳しく批判されている。 こうした中、今夏エヴァートンの買収が発表されたフリードキン・グループがモウリーニョ監督の招聘を検討しているという。フリードキン・グループは2020年にイタリアのローマを買収し、その後モウリーニョ監督がローマの指揮官に就任したという経緯があり、両者は旧知の間柄。2025年6月末まで契約が残っているダイチ監督をシーズン途中に解任し、モウリーニョ監督に残留を託そうとしているようだ。 モウリーニョ監督は、プレミアリーグではこれまでチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムの3クラブで監督を務め、チェルシーではプレミアリーグ優勝3回（2004-05、2005-06、2014-15）、ユナイテッドでUEFAヨーロッパリーグ優勝1回（2016-17）を達成。2021年4月にトッテナムの監督を解任された後はローマを経て今年6月からフェネルバフチェの監督に就任していた。 フェネルバフチェと2年契約を結んでいるモウリーニョ監督をエヴァートンへ引き抜く場合は巨額の違約金が発生することも予想されるが、果たしてエヴァートンは同監督の招聘に踏み切るのだろうか。