センバツ代表の東海大福岡、夏は8強で涙をのむ 187センチのエース右腕がプロ志望を明言【高校野球】
◆第106回全国高校野球選手権福岡大会準々決勝 西日本短大付7―3東海大福岡(20日・北九州市民球場) 選抜大会に続き春夏連続の甲子園出場を狙った東海大福岡は継続試合の末に破れ8強で涙をのんだ。5点を追う5回裏から再開すると、マウンドのエース佐藤翔斗(3年)は相手の攻撃を3人で抑え、反撃の流れをつくった。味方は直後の6回表に2点を返し3点差に追い上げた。7回に1点を追加されたが「スライダーでうまくかわして緩急を使った」と再開後は四球を出さず制球を重視した丁寧な投球を心がけた。 ■いよいよ大詰め!福岡大会準々決勝の結果は…【トーナメント表】 昨秋は福岡大会で優勝。九州大会で4強入りして選抜大会も経験した。187センチ右腕・佐藤が大黒柱としてチームを支えた1年間だった。「マウンドでの振る舞いや真っすぐの質、全てにおいてレベルアップできたと思います」と成長を実感できた1年間だった。高校野球は終わったが佐藤の夢は続く。「プロが目標なのでプロ志望届を出したい」。前だけを見つめている。
西日本新聞社