最高額の国はどこだ!? パリ五輪、代表チーム市場価値ランキング4位。まさに本気! 90億超え選手を招集、アフリカのタレント軍団
パリ五輪(パリオリンピック)2024、男子サッカー競技が開幕を迎えた。今大会に臨んでいる代表の中で、最も市場価値が高いチームはどこなのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、出場16ヶ国の中から上位10ヶ国をランキング形式で紹介する。※市場価値は7月28日現在、代表メンバーは予備登録を含めた22人
4位:U-23モロッコ代表 総市場価値:1億6510万ユーロ(約264億1600万円) 最高額選手:アクラフ・ハキミ 4位には、2022年のカタールワールドカップでベスト4入りを果たしたことで注目を集めたモロッコがランクインした。U-23代表のメンバーも強力で、チーム全体の市場価値は1億6510万ユーロ(約264億1600万円)にものぼる。 今大会に臨むU-23モロッコ代表を一言で表すと“本気”だ。注目はオーバーエイジでメンバー入りを果たしたアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)で、この世界屈指の右サイドバックを主将に抜擢。その市場価値は出場選手の中で2番目に高額な6000万ユーロ(約96億円)である。 ハキミ以外にもA代表経験者が多く、中でもパリ五輪世代で形成される2列目は大会屈指の破壊力を持つ。エリーゼ・ベン・セギル(モナコ)、ビラル・エル・カンヌス(ゲンク)、アブデ・エザルズーリ(レアル・ベティス)の3選手の総額は5400万ユーロ(約86.4億円)にも及び、彼らは昨夏に行われたU-23アフリカ・ネーションズカップで優勝に大きく貢献している。 中心選手になるはずだったイスマエル・サイバリは所属するPSVが招集を拒否したことで本大会のメンバーから外れたが、彼の代役に近い存在として2023/24シーズンのAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の得点王であるソフィアン・ラヒミ(アル・アイン)をオーバーエイジで招集。開幕2試合で3ゴールと助っ人に相応しい活躍を披露しており、このままの活躍を続ければ大会得点王を獲得してもおかしくない。
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