東海大菅生が大量6ゴールで都立福生を下し、準決勝進出
2月23日に雪のため延期となった令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)第8地区の準々決勝2試合が3月10日、菅生学園学びの城グラウンドで行われた。 【フォトギャラリー】都立福生vs東海大菅生 第1試合、試合の主導権を握った東海大菅生は都立福生に6-1の大差をつけ、勝利をおさめ、準決勝進出を決めた。 4‐4‐2の左右両サイドを起点に攻撃を組み立てる東海大菅生。序盤は都立福生の守備を崩しきれなかったが、前半18分、縦パスに反応したFW10麻生泰寿(2年)が決めて先制。さらに26分、今度はセットプレーから再びFW10麻生が決め、早くも追加点。さらに28分にはFW11鶴崎修斗(2年) が決めて、3点目をあげた。 ボールは跳ね返すのに精いっぱいな都立福生に対し、攻撃の手を緩めない東海大菅生は36分には、FW11鶴崎のパスを受けたMF8橋本俊(2年) が左サイドから進入し、シュート。これが決まり、4点目。前半を終了した。 後半に入り、東海大菅生はFW10麻生、FW11鶴崎をベンチに下げ、DF19寺坂旺介(2年) FW20宇佐美晴磨(2年)を投入し2トップを編成した。 前半、点差がつくと後半、どうしてもプレーが緩みがちになる。それを見越してか東海大菅生ベンチからは「強度をもっと高く」「さぼったプレーはしない」と指示が飛び、イレブンを引き締めた。 その甲斐あって、後半16分、右サイドから突破したMF 9水越琥太朗(2年)がペナルティエリア付近からシュートを放ち、5点目。しかし約2分後、カウンターから都立福生に失点したものの、34分、右サイドMF9水越のクロスにゴール中央DF19寺坂が押し込んで6点目をあげた。 6-1で勝ち、準決勝に駒を進めた東海大菅生は今月17日、都立東大和南と対戦する。 (文・写真=佐藤亮太)