引っ越し間近のクリスマス、息子のために昨年より豪華な電飾を付けてくれた大家さんに感動。「最後まで良くしてくれるんだなあ…」【作者に聞く】
育児や家族との日々を漫画にし、SNSで発信しているもしゃもぅ(@mosyamou)さん。なかでも、以前住んでいたアパートの大家さんとの交流を描いた「大家さんとハムソー」は、心があたたまる内容に読者からの反響が大きく、今年1月に電子書籍化された。 【漫画】本編を読む ウォーカープラスではこの電子書籍から一部抜粋し、もしゃもぅさんのインタビューとともにご紹介。今回は引っ越し直前のエピソード。息子のハムソー君を孫のようにかわいがってくれる大家さんに、なかなか引っ越すとは伝えられなかったそう。しかし予定日まで1カ月ちょっと前になったある日、意を決して伝えることに…。 ■大家さんの悲しむ顔を見たくなくて、なかなか伝えられなかった 大家さんに引っ越しを伝えることを躊躇った理由について聞いてみた。 「ずっとお世話になってるし、大家さんの悲しむ顔を見たくないしで、伝えることはとっても勇気がいりました」 引っ越しを伝えた際、「ここはハムの助には狭いよなぁ…」と寂しそうな様子の大家さんだったが、その後も変わらず親切に接してくれたそう。そして引っ越し日が間近に迫ったクリスマス前、大家さんのお庭には昨年よりも豪華になった電飾が。これを見たとき、どのように感じたのだろう。 「正直、引越したくないよ~!!と、思いました。クリスマスが終わったらすぐ引っ越しなのに、本当にハムソーのことをかわいく思ってくれているんだな…と、あらためて感じた日でした」 取材・文=石川知京