【高校野球】聖光学院は初戦で白河実―日大東北の勝者と対戦 福島大会抽選会
7月12日開幕の第106回全国高校野球選手権福島大会の組み合わせ抽選会が25日、須賀川市内で行われた。3年連続出場を狙う聖光学院は、初戦の2回戦で白河実―日大東北の勝者との対戦が決まった。 いきなり強豪対決が実現する可能性もある組み合わせに、会場からはどよめきが起こった。それでも佐藤羅天(らま)主将(3年)は「いずれ強いチームとは当たることは必須です。相手は関係なく、自分たちがどういう姿で向かっていくかが大事だと思う」と相手を意識せずに初戦を迎えるつもりだ。 春の東北大会では青森山田との1回戦で1―2とサヨナラ負け。佐藤主将は「一球に対する重みがまだ足りないと痛感できました。改めて夏に向けてうれし涙で終わろうよとチームがまとまった」と明かす。先週末には夏の大会前恒例の「不眠合宿」を実施。極限の戦いに耐えうるメンタルを養うため、金曜から日曜まで睡眠時間などを削りながら夜通し体を動かし続け「最後は気持ちなんだともう一回胸にしっかりと置くことができた」と成長を実感。「絶対に負けないよう、頂点を目指してひたすらぶつかっていきたい」と夏の熱い戦いに向けて気を引き締めていた。
報知新聞社