令和最強のトラウマ本を発見! ホラー小説ベスト20が発表 雨穴×梨×背筋鼎談も注目の『このホラーがすごい! 2024年版』[文芸書ベストセラー]
6月18日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『成瀬は天下を取りにいく』が獲得した。 第2位は『クスノキの女神』。第3位は『成瀬は信じた道をいく』となった。 【画像を見る】「(K)はね お嫁さんになったの」『近畿地方のある場所について』コミック版のぞっとするシーン 怖すぎる電車内ドアステッカー広告も話題 4位以下で注目は6位に初登場の『このホラーがすごい! 2024年版』。ミステリー小説のガイドブック「このミステリーがすごい!」の編集部が制作した初のホラー小説ガイドブック。作家、書評家、ライターなどの専門家が選んだ2023年ホラー小説ベスト20が国内、海外編に分けて掲載されている。ランキング以外にも綾辻行人さん、三津田信三さん、澤村伊智さんら作家13名による特別エッセイ、必読ホラー20選、などの記事に加え、昨今ブームとなっているモキュメンタリーホラーの書き手3人、 雨穴さん、梨さん、背筋さんによる鼎談も収録されている。背筋さんの『近畿地方のある場所について』(KADOKAWA)は今週の10位にランクインしている。
1位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社) 中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。(新潮社ウェブサイトより)
2位『クスノキの女神』東野圭吾[著](実業之日本社) 少女と少年には秘密があった――。不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。累計100万部突破! 待望のシリーズ第2弾! (実業之日本社ウェブサイトより)
3位『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈[著](新潮社) 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!?読み応え、ますますパワーアップの全5篇! (新潮社ウェブサイトより) 4位『俺たちの箱根駅伝 上』池井戸潤[著](文藝春秋) 5位『俺たちの箱根駅伝 下』池井戸潤[著](文藝春秋) 6位『このホラーがすごい! 2024年版』『このミステリーがすごい!』編集部[編](宝島社) 7位『告白撃』住野よる[著](KADOKAWA) 8位『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す 10』十夜[著](アース・スターエンターテイメント) 9位『本の雑誌 2024年7月 ビール枝豆塩ふり号 No.493』(本の雑誌社) 10位『近畿地方のある場所について』背筋[著](KADOKAWA) 〈文芸書ランキング 6月18日トーハン調べ〉 協力:新潮社 Book Bang編集部 Book Bang編集部 新潮社
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