【プレビュー】2位広島と対戦する首位巨人は吉川尚輝が9月の月間打率5割と絶好調、3位阪神と4位DeNAも直接対決、ほか | セ・リーグ | プロ野球
9月10日~12日に行われるセ・リーグの試合の見どころを紹介。 中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ 中日はカード頭の先発に髙橋宏斗を送り込む。今シーズンの髙橋はヤクルト戦で3戦3勝、防御率0.83と圧倒的な成績を残している。現在、防御率1.14の右腕が相性の良さを生かし、さらに防御率を向上させることに期待がかかる。ヤクルトは打率ランキングトップのサンタナの前にどうやってランナーを貯めるかが鍵となる。なかでも西川遥輝は中日戦で今シーズン打率.310と好調。西川が出てサンタナが還すパターンを作ることができるか。 阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ 3位の阪神と2ゲーム差で追いかける4位のDeNAが直接対決。阪神は近本光司が8月以降で打率.377(130-49)と好調をキープしている。このカードでもリードオフマンとしての役割を果たし、主軸につなげることでチームに勝利を呼び込みたいところ。DeNAは初戦の先発に東克樹を立てた。東は昨シーズンから32試合連続でQSを達成しており安定感は抜群。この試合でも同様の投球に期待がかかる。 広島東洋カープ対読売ジャイアンツ 首位の巨人と1ゲーム差で2位広島の直接対決。広島は坂倉将吾が巨人戦で打率.315(54-17)、4本、OPS.918と相性がいい。首位を奪回するためにも攻守両面でチームを引っ張ることが求められる。巨人は吉川尚輝が9月に入ってから全試合でヒットを放ち打率.500(26-13)、OPS1.077と当たっている。ここ3試合は2番で起用されており、このカードでも上位打線で起用されることが濃厚。岡本和真ら主軸の前で出塁することでチームに勢いを与えることができるか。