老親のお金問題 どう分け合う? 仲が悪い兄妹の橋渡し役と、後日届いた非情の通達
住んだら元気になれそう健康系(?)サ高住
母が住んでいたマンションから徒歩約10分の距離にあるサービス付き高齢者住宅(サ高住)を見学しました。交通や買い物に便利な立地で、社会福祉法人が経営しています。
見学11:2023年1月 A市のサ高住
〈施設情報〉 ●1カ月の料金:家賃、共益費(水道光熱費込み)、食費、管理費あわせて約20万円 別途、敷金家賃3カ月分、介護保険利用料、生活支援サービス費、電気代、医療費、生活消耗品代など ●部屋:個室23m²~ キッチン・洗面台・収納スペース・エアコン・緊急通報装置(ナースコール) ●食事:施設で調理 ●人員配置:夜間1人 ●特徴:居宅介護支援事業所、リハビリデイサービスセンター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション併設。定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス 5階建てのビルの、3階から5階部分がサ高住になっています。1階は食料品を売るお店が入っていて、2回ほど買い物したこともあるのですが、階上が高齢者施設とはまったく気づきませんでした。部屋数は約50室です。案内は40代前後の元気な男性がしてくださいました。 まず、びっくりしたのは、入り口すぐにガラス張りのリハビリデイサービスセンターがあって、多くのお年寄りが元気にフィットネスをしていたこと。なかにはマシンを使っている人もいます。通路を行き来するスタッフもたくさんいて、これまで見学したホームとは活気がちがいます。こんなところだと母も元気に暮らせそう。 通路を進んで住居スペースに入ると、一転して静かで落ち着いた雰囲気です。見学させてもらった部屋は、これまで見たどこよりも広々として、暮らしやすそうでした。食事には、地元の食材をふんだんに取り入れるなどの工夫もしているとのこと。うん、ますますいい感じです。 介護については、この施設オリジナルの「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」に申し込めば、デイサービスも含め24時間365日切れ目なく支援があるとのこと。それって前回の小規模多機能型居宅介護併設サ高住のサービスと似ているなと思ったら、こちらも同様に定額制でした。サービスを使っても、使わなくても決められた料金を払う必要があります。さらに、薬の保管に約3000円、金銭の建て替えに月1000円、保険証の預かりに約300円など、細々と加算される感じでした。いいと思ったホームは、やはり金額もそれなりにするなあ。とりあえず、「家族に相談します」と伝えて見学を終えたのでした。