「琉球優勝の立役者」や「18歳の新鋭」…W杯不出場の日本代表候補12名を徹底紹介!
▼三谷桂司朗
生年月日:2001年6月15日(22歳) ポジション/身長・体重:SG/190センチ・90キロ 所属:広島ドラゴンフライズ 高校時代から全国的に有名で、U16、U18、また3人制の日本代表として世界の舞台を踏んできた。筑波大では下級生の時から中心選手として活躍し、昨年末のインカレでは主将としてチームを3位に導いている。同インカレ後は高校時代と大学3年生時には特別指定選手として加入した広島と契約し、1月からプレー。同下旬の茨城戦では11得点を挙げている。 攻守に優れるオールラウンダーだが、攻撃に転じてからのボールプッシュとユーロステップからのレイアップやフローターなどフィニッシュの力量にはとりわけ目を見張るものがある。高校在学時の19年には、NBAステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)の来日イベントで富永啓生(ネブラスカ大)とともに選抜され、参加した。
▼市川真人
生年月日:2001年9月20日(22歳) ポジション/身長・体重:C/206センチ・110キロ 所属:ベルテックス静岡 昨年2月のディベロップメントキャンプを経て、直後に行われたワールドカップ・アジア地区予選Window6へ向けての日本代表候補者合宿に参加。同年秋には中国杭州開催のアジア競技大会メンバーに選出された。得意とするのは長身ながら柔らかなシュートタッチからの3ポイントで、同アジア大会では予選リーグのインドネシア戦で4本放った3ポイントのうち3本を決めている。 主にディフェンス面で相手のフィジカルさに対して課題はあるが、ジョシュ・ホーキンソンのような選手になることを目標としている。U18でアルバート・シュバイツァートーナメントに、U19では3人制でアジア大会に出場するなどの国際大会経験がある。23年春に強豪・白鷗大を中退し、今シーズンから特別指定で現所属と契約した。
▼金近廉
生年月日:2003年3月11日(20歳) ポジション/身長・体重:SF/196センチ・84キロ 所属:千葉ジェッツ 高校時代から逸材として全国的になど轟かせてきたが、そのポテンシャルをさらに最大限すべく、23年春に大学を中退しBリーグでプロになることを決断。今シーズンから晴れてデビューを果たし、抱負な出場時間を得つつ成長を見せてきた。得意は精度と打点の高い3ポイントで成功率も4割前後をキープ。12月の名古屋D戦で7本の3ポイントをヒットし、22得点を記録した。 直前のディベロップメントキャンプを経て23年2月にはFIBAワールドカップ・アジア地区予選Window6のロスター入りをし、初戦のイラン戦では6本の3ポイントを沈めるなどで20得点を挙げ、戦列なA代表デビューを飾った。ワールドカップの候補にも残っていたが、本戦のメンバー入りはならなかった。