東京駅で買えるオススメは?手みやげの選び方一問一答
「相手にぴったりのものを贈りたいけど、選び方がわからない」「いつも同じような手みやげになってしまう」「手みやげ上手にないりたい…!」手みやげにまつわるあらゆる悩みを解決するためのHanako流手引き。ギフトコンシェルジュの真野知子さんに相手に喜んでもらうための心得を聞きました。
真野知子 まの・ともこ/多彩なシーンに合わせてギフトを選定するコンシェルジュ。メディア出演や商品開発企画アドバイザーなど活動は多岐にわたる。
Q. 好みがわからない初対面の人に手みやげを渡す時はどんなものを選べばいいですか?
A. 相手の好みに合わせなくても、「自分が気に入っているから」「おいしかったから」、あるいは「最近の話題のお菓子だから」などの目線で選べば相手も受け取りやすいと思います。手みやげをきっかけに相手に自分の好みを知ってもらったり、商品を選んだ理由も合わせて伝えれば話題作りにもなり、初対面の人とも会話が弾むはずです。日本には美しい四季があるので、旬のものを贈るのも粋だと思いますよ。
Q. 目上の人に贈る手みやげの条件は?
A. 「どんなシーンで渡すのか」など条件で選択肢が変わってきますが、無難なのはかしこまった装いの手みやげ。甘いものでも乾きものでも、カジュアルすぎるならば避けた方がいいかもしれません。風呂敷で包んだり熨斗をつけるのもおすすめ。
目上の人に贈るオススメ手みやげ3選
「赤坂塩野 × The Okura Tokyo 金柑羊羹」 金柑で熟した銀杏を表した白小豆羊羹は、金柑の風味が爽やかな一品。包みの装いも品性があります。4,400円。 「赤坂塩野 × The Okura Tokyo 最中」 伝統的文様をかたどった大納言の粒餡最中。 包みも上品なので、どんなシーンでも重宝されるはず。10個入り4,800円。 〈umami nuts〉の「運un」 個包装になった豆菓子の詰め合わせ。お酒のおつまみにもなる上、日持ちがするのもポイント。ギフト缶5,400円。
Q. 手みやげにお返しは必要ですか? 贈るならどんなものをあげたらいい?
A. 手みやげは、ご挨拶やお招きいただいた相手へのお礼として持っていくもの。なので、本来はお返しする必要はありません。「お返ししないといけない」と相手に思わせてしまうような大袈裟なものは持っていかないようにしましょう。ただ、お返しをすること自体はNGではありません。「相手がこれをくれたから、こちらはこう返そう!」とゲームのように楽しめる親しい間柄なら良いと思います。その場合は、自分にも相手にも負担にならない予算のものを選びましょう。