磐城、ベンチ入り18人発表 甲子園に向け結束確認 /福島
<センバツ高校野球> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場する磐城は29日、甲子園のベンチ入りメンバー18人を発表した。木村保監督は「しっかりとあの舞台で自分の持てる力を出し切って」と選手たちを鼓舞した。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 この日、磐城ナインは、7回までの紅白戦を2試合実施。その後、選手たちは校内の百年記念館に集まり、メンバー発表を待った。木村監督は背番号1から順に名前を読み上げ、「あの舞台に俺たちは立つんだという気持ちを全員が持ち、今、この発表からチームが束になって甲子園に向かっていきましょう」と語りかけた。 これまで公式戦のメンバーは部員の意見を元に決めていたが、今回は監督自身が選んだ。女子マネジャーを除く部員が19人の磐城は、1人だけベンチ入りできない。木村監督は「全員本当に頑張っていて、選ぶのは心苦しかった。外野手の多いチームの構成を考慮して決めた」と話した。 発表を受け、岩間涼星主将(2年)は、「外れてしまった1人の思いを背負う使命がある。チームとして、甲子園で勝つという方向性は変わらない。全員が同じ方向へ走って行けるようにサポートしていきたい」と気を引き締めた。【磯貝映奈】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇甲子園のベンチ入りメンバー(丸数字は背番号、敬称略) (1)沖政宗(2年) (2)岩間涼星(2年) (3)小川泰生(2年) (4)今野颯良(1年) (5)首藤瑛太(1年) (6)市毛雄大(2年) (7)清水真岳(2年) (8)草野凌(2年) (9)樋口将平(2年) (10)竹田洋陸(2年) (11)佐藤綾哉(1年) (12)國府田将久(1年) (13)馬上斗亜(2年) (14)上田賢(1年) (15)白土遥也(2年) (16)柳澤諄(1年) (17)野田和孝(2年) (18)鈴木隆太(1年)