メッツ・千賀滉大、4度目のリハビリ登板で4回途中5失点 26日ブレーブス4連戦からメジャー合流か
◆ 千賀滉大が今季4度目のリハビリ登板 右肩の負傷により開幕から出遅れているニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(31)が現地時間20日、球団傘下3Aシラキュース・メッツの公式戦に先発登板。4度目のリハビリ登板は4回途中5失点という投球だった。 千賀は初回、2番打者からフォークで空振り三振を奪うなど、わずか8球で三者凡退。2回表には一死から四球で走者を背負うも、後続を内野ゴロ2つに打ち取り無失点とした。 3回表は先頭打者に左翼線への二塁打を許し、次打者には右翼フェンス直撃の二塁打を浴びるも、二塁走者は三塁止まり。その後四球で無死満塁のピンチを背負ったが、後続を遊飛と三ゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けた。 しかし、4回表に突如乱調。先頭打者の放った左翼線への高飛球を左翼手が捕れず、再び無死から得点圏に走者を背負うと、安打で無死一、三塁とし、球団3位有望株の6番ハウスに対してど真ん中へ抜けたフォークで3ラン本塁打を被弾。さらに一死も奪えずに長短3安打を浴び、5失点目を喫したところでマウンドから降りた。 この試合の千賀は3回0/3、79球を投げて8安打、3四球、1奪三振、5失点という内容。当初の予定通り80球近くで降板し、ストライク率は約59.5%。最速は95.7マイル(約154.0キロ)を記録した。 今季2年目の千賀はスプリングトレーニング中に右肩の張りが発覚し、開幕から60日間の負傷者リスト入り。現地時間7月3日に1Aブルックリンで今季初登板を果たし、マイナー4試合で13イニングを投げて防御率4.15、12安打、5四球、13奪三振という成績をマークしている。 現地時間19日、メッツのカルロス・メンドーサ監督は米メディアの取材に対し、同25日(日本時間26日)より始まるブレーブス4連戦からのメジャー合流を示唆。現在メッツは50勝47敗でナショナル・リーグ東地区3位。同20日の試合終了時点でナ・リーグのワイルドカード圏内に入っている。
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