【東京中日スポーツ杯武蔵野S・傾向と対策】過去10年の勝ち馬はすべて前走4着以内 近況好調の馬が好成績
【傾向と対策】東京中日スポーツ杯武蔵野S(G3・9日・東京・ダート1600メートル) 1996年に3歳以上、別定戦の重賞として新設。5月に東京ダート2100メートルで行われていた。00年に開催時期を秋に変更し、距離もダート1600メートルに短縮。14年から優勝馬にチャンピオンズCの優先出走権が与えられている。過去10年のデータで調べた。 ▼年齢では判断しづらい 年齢別の成績は 3歳 【1・2・1・16】 4歳 【2・2・2・23】 5歳 【2・4・3・35】 6歳 【4・1・2・25】 7歳 【1・0・2・21】 8歳 【0・1・0・6】 勝率は6歳馬がトップだが、連対率では7歳馬を除いて各世代に大きな差はなかった。7歳馬は苦戦しているが、年齢を過度に気にする必要がなさそう。 ▼好調な馬が有力 前走着順別の成績は 1着 【5・2・2・28】 2着 【1・1・2・14】 3着 【3・3・0・12】 4着 【1・1・2・15】 5着 【0・0・1・7】 6~9着 【0・3・3・29】 10着以下 【0・0・0・22】 前走で馬券圏内だった馬が9勝。さらに勝ち馬も前走4着以内から出ており、前走で好走していた馬が中心と考えていいだろう。 ▼差し、追い込み馬が優秀 脚質別の成績は 逃げ 【1・0・1・8】 先行 【1・4・4・26】 差し 【4・4・1・57】 追い込み 【4・2・4・37】 差し、追い込み馬が8勝、2着6回と中団以降で運んだ馬が活躍していた。また上がり3Fメンバー最速だった馬は【6・1・3・2】と好成績で末脚が重要になりそう。
中日スポーツ