前横浜Eのミッチェル・ブラウン（左）、前東京SGの雲山弘貴

　花園近鉄ライナーズが2024-25シーズンの新加入選手2名を8月7日に発表した。LO/FLミッチェル・ブラウンとFB雲山弘貴がチームに加わる。 　8月15日に31歳の誕生日を迎えるニュージーランド出身のミッチェル・ブラウン。スーパーラグビー・チーフスなどでプレーし、2022-23シーズンより横浜キヤノンイーグルスに加入した。献身的に体を張るスタイルの選手で、昨季は7試合に出場し、6月1日にチームから退団することが発表されていた。 　ブラウンは「過去2シーズン日本でプレーしてきましたが、日本で過ごした時間は素晴らしく、日本でもう一度プレーする機会を下さった花園近鉄ライナーズには非常に感謝しています。クラブや、ファンの方々が誇りを持ってもらえるように自分自身ベストを尽くし、皆さんにシーズン中にお会いできることを心待ちにしています」とメッセージを寄せている。 　25歳の雲山弘貴は報徳学園高から明治大に進学し、卒業年の2022年に東京サントリーサンゴリアスに入団。7月26日に2シーズン在籍した東京SGから勇退することが発表されていた。 　ストライドの大きいランが特徴で、187センチの長身でハイボール処理にも定評がある。昨季は出場機会がなかったが、新天地で輝きを見せたい。 　雲山は「チームの戦力となれるよう頑張ります。 ファンの皆様の前でプレーするのがとても楽しみです。これからよろしくお願いします！！」と抱負を述べている。