年末年始 帰省&Uターンに合わせて寒波襲来か 交通機関への影響注意
■26日(木)は南風で気温上昇 東京都心で11月中旬並み
きょう26日は低気圧や前線が通過している北日本と北陸で、局地的に雷を伴った雨や雪が降っています。26日夜にかけて、落雷や突風、ひょうなどのシビア現象に注意が必要です。 一方、低気圧に吹き込む南風で、関東から西日本は気温が高くなっています。東京都心の予想最高気温は16℃で11月中旬並み。日中は少しだけほっとできそうです。多雪地でも気温が高くなり、雪が滑り落ちやすくなります。雪崩や屋根からの落雪には十分ご注意ください。 【動画】ドカ雪の観光地で“救助依頼”が タイヤが雪にはまり… 【26日の予想最高気温】 仙台 11℃(11月下旬並み)10℃以上は5日ぶり 前橋 16℃(11月中旬並み)15℃以上は20日ぶり 東京 16℃(11月中旬並み)15℃以上は5日ぶり 新潟 10℃(12月上旬並み)10℃以上は20日ぶり 福岡 14℃(12月上旬並み) など ただ、夜は注意が必要です。強い北~西よりの風で日本海側では一気に冷たい空気に入れ替わります。特に、北海道や東北北部は気温が右肩下がり。夜はマイナスの気温となり極寒です。一日の中での気温差にご注意ください。
■26日夜から年末寒波襲来 日本海側は大雪・猛吹雪の恐れ
26日夜から29日(日)にかけて、年末寒波が襲来します。 26日夜には北日本や北陸の市街地でも次第に雪に変わり、新潟など北陸の山沿いや長野北部ではドカ雪となる恐れがあります。 先週末からの寒波の影響で日本海側は積雪が急増し、新たに1m以上積もった所もありましたが、今回の寒波でも同じくらいの量の雪が、同じような場所で降るとみられます。除雪作業を行う際は、複数人で声をかけあって行うなど、安全対策を万全にしてください。 また、沿岸部では風も強く猛吹雪となり、帰省時の交通機関にも影響が出る恐れがあります。年末寒波のピークは28日(土)となる見込みです。四国や九州など、普段あまり雪の降らない地域でも積もる所がありそうです。
■正月休み Uターンラッシュ時にも寒波か
年末寒波は30日(月)頃には抜け、年越しは比較的穏やかな天気の所が多くなりそうです。ただ、来年1月2日(木)頃からは新たな寒波が予想されていて、Uターンラッシュ時も日本海側で大雪や吹雪の恐れがあります。 年末年始は、帰省とUターンのタイミングに合わせるように2回寒波がやってきます。交通情報も合わせて確認するようにしてください。
テレビ朝日