木村和士騎手とハリウッドGC制覇…アロゲート産駒ミスターフィスクがフロリダで種牡馬入りへ
日本人の木村和士騎手(25)とのコンビでG2ハリウッドゴールドカップを制したミスターフィスク(牡4、B・バファート、父アロゲート)の現役引退、種牡馬入りが決まった。けい養するプレゼントエーカーズ・スタリオンズ(米国・フロリダ州)が発表した。初年度の種付け料は8500ドル(約130万円)。 ブラッドホース電子版によると、同種馬場のクリスティン・ジョーンズ氏は「(早世した)アロゲートは3世代しか残せなかったので、彼の産駒と交配できる機会は限られます。この血統をさらに発展させることは産駒にとっても、(種馬場のある馬産地)フロリダにとっても勝利と言えます」とコメントしている。 ミスターフィスクの通算成績は11戦5勝。3歳秋のネイティヴダイヴァーSで重賞初制覇を果たし、木村和士騎手とは4月のG3カリフォルニアンS(1着)で初コンビ。ハリウッドゴールドカップを含め、2戦2勝の成績だった。ハリウッドGCではゴール後すぐに、異変に気付いた木村騎手がすぐに下馬。その後、顆頭骨折が判明したものの、大事には至らず、木村騎手の判断をボブ・バファート調教師が称賛していた。